彼は結構なお金持ちでした。仕事も保険の代理店をし、自宅ももちろん持っています。収入も年収1000万円ほどはあったようです。そんな彼にフィリピーナの魔力が降りかかってしまいました。きっかけは彼の友人に誘われたフィリピンパブだったようです。
初めて行った時はあまりフィリピーナの事が好きではなかったようですが、2回、3回と通い始めると、もう止めることはできません。1週間に7回はフィリピンパブに通うようになりました。要は毎日ですね。(笑
しかも彼は結構な大盤振る舞いです。飲み物に食べ物にジャンジャン注文します。さらに夜8時ごろから夜中3時ごろまで、ほぼオープンラスト状態で居座り続けます。1日の支払いは3万円を超える時もあったでしょう。
単純計算で3万円×30日=90万円 こうなりますと給与はもちろん全額ぶっ飛んでいます。不足の分は少しずつ貯金を切り崩したようです。さらにお気にのフィリピーナにはプレゼントやおこずかいをあげてます。1か月に150万円ほど使っていたのではないでしょうか。
さらに〜〜、お気にのフィリピーナがフィリピンに帰るときは一緒にフィリピンにまで行ってしまいます。もちろん現地での訳のわからんパーティーや買い物などはすべて彼が支払います。そんな事を2年ほど繰り返していたのでしょうか。
ついに貯金がなくなってしまいました。しかし、まだ自宅があります。自宅を担保に1,500万円ほど高利貸しから金を借りました。借金1,500万円+年収1,000万円=2,500万円あれば、結構な年数遊べたのでしょう。
それから1年か2年経たない位に私に土地建物を売却してほしいと依頼がありました。ついに底が見てしまったのですね。借金の返済も危うい状態になり、きつい追い込みをされていたのでしょう。さらに保険の代理店、顧客も売却しなければならないほど、借金をしていたようです。
恐ろしくあきれましたが、私は私に与えられた仕事をするまでです。自宅を売却して身軽にさせることが私の仕事です。淡々と仕事をこなし借金もすべて帳消しとなり、身軽になった彼に生意気ですがアドバイスをしました。
2度とフィリピーナに貢いだりしないように。完全にフィリピーナは君の金を当てにしているのだから。彼はわかったような顔をしていたのですが、翌週から早速フィリピンパブに通いつめ、また借金をし破産してしまいました。
お金のなくなった彼をフィリピーナは見向きもしません。そんなとき彼は言っていました。フィリピーナは金のことしか頭にない最低の民族だと。
私は彼は完全に頭がおかしくなった日本人だと感じました。フィリピーナに限ったことではないのですが、女性にハマって全てを失う男は決して少なくありません。しかも中年になってから全てを失う男性が結構います。
自分も気をつけたいと思わせる事例でした。

